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第3回 4月のワインセミナー

今日のテーマは、メルローです。

まずは、ブラインドでテイスティングしました。

メルロ(Merlot)と言う、ぶどう品種は、果粒は密集していなく、球状で小型から中型。
皮は青みがかった黒色で、厚さは中くらいで、果汁は豊富。保存性のある粘土質土壌に適しています。
カベルネ・ソーヴィニヨンより早熟で柔和 。
ブラック・ベリーやカシスなどの果実の凝縮した風味が強く、赤身のフィレ肉のような動物臭やトリュフのような香気がある。
酸やタンニンは、カベルネ・ソーヴィニヨンより少なくなめらかで口当たりのよいワインとなり、熟成も早くなる。
比較的若いうちから飲み頃を迎えるため、カベルネを凌ぐ人気となりつつある。
ポムロールやサンテミリオンでは特にブレンド比率が高い。
フランスでは、19世紀までボルドーでも副次的な品種としかみなされていなかったが、
現在はカベルネ・ソーヴィニヨンの49,400haに対してメルローが90,000haの栽培面積と逆転しているそうです。

ポムロールやサンテミリオンの近年における人気上昇は目を見張る現象である。
また、最近ではACボルドーのワインさえメルロ主体にブレンドされる傾向となり、まさに時代のトレンドの兆候が有るらしい。

アメリカ全体で13,300haでメルロが栽培されている。
しなやかな風味のメルロを生産するワイナリーが年々増えている。
主な産地はカリフォルニアのナパで、メルロが造られる。

イタリアでは、豊産性であることが好まれていて、北イタリアを中心に60,000haの栽培面積をほこる。
ほとんどが若飲みタイプのワインとなるが、優れたポテンシャルをもつワインも増えている。


1。エル・エステコ メルロー 
アルゼンチン
¥980 リカーマウンテン
ベリーやカシスのフルーティーなアロマの中にブラックペッパーなどのスパイシーな香りを感じます。
ジューシーで甘みのあるタンニン、しっかりとしたボディーと長い余韻が特徴。

2。アンデルーナ セラーズ
 メルロ85%、マルベック15% 
アルゼンチン・メンドーサ
¥1,575 稲葉 バオオ
手摘みで収穫された葡萄を人の手で選別し、発酵前に低温でプレマセラシオンを行います。
ステンレスタンクで26℃前後に保ちながら発酵させ、その間、1日3回のポンピング オーバーを行い、
デレスタージュは1~2回行ないます。熟成はフレンチオークとアメリカンオークで6ヶ月、
その後、最低でも6ヶ月瓶で寝かせてからリリースします。濃いルビーレッド。
ブラックベリーやカシスの黒い果実とブラックペッパーのスパイシーなアロマが樽からくるコーヒーやチョコレート、
スモークの香りと絶妙に混ざりあっています。全体のバランスが良く、甘く上品なタンニンが感じられます。


3。シャトー・シャンション メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソービニヨン。
フランス、ボルドー。
¥1,580 ビオ・アツミ
スムーズにのど元に滑り込む様なエレガントなワイン。和食にも良く合います。
「ワインの質を上げる事のみが生きがい」とまで言い切る醸造家パトリック氏が造るこのワインは、この蔵で一番低価格のワインなのにエレガントで柔らかくなめらかな味わい。タンクで約1年半ゆっくりと熟成させてから瓶詰め。同価格帯のボルドーワインと比べるとその質の高さは特筆モノ!

4。五一ワイン 塩尻メルロー 
日本 長野県塩尻市 林農園
¥1,450 リカーマウンテン
世界的に有名な、高級ワインの専用ブドウ、メルロー種を原料にしています。
樽熟成は短めにして、果実味を生かすように造っています。程よい渋みとコクのあるワインです。
メルローのスペシャリストが造る、程よい渋みとコクをもつミディアムタイプの赤ワイン
豊かな果実とオーク樽熟成による丸みをおびた味わい。
やや薄めのルビー色。
メルローらしい優しく柔らかな味わい。程よい酸味とタンニンが全体を上手くまとめあげています。
飲みづかれせず、飽きが来ないので和食との相性は抜群。
メルロ栽培のパイオニア・五一わいんが自信をもってお届けする、メルロのスタンダードワインです。
豊かな果実香とオーク樽で熟成させた味の丸みを、どうぞお楽しみください。


5。シャトー・カマン メルロ(80%)、カベルネ・ソーヴィニヨン(20%) 
フランス、AOC ブライ・コート・ド・ボルドー。
¥2,000 エスポア後藤
全体の75%をタンクで、25%を樽で熟成し、果実味を大事に造っています。4~5年の古樽を使用。比較的短いマセラシオン期間や、澱引きを5回することで、きめ細かさに磨きがかかり、まろやかで丸く心地いい口当たり。メルロが持つ果実と肉厚な味は魅力的。角が取れたタンニンは繊細で上品です。ステーキ、焼肉などの肉料理などが好相性です!
シャトー・カマンはこの蔵のスタンダードワイン。
まろやかで丸く心地いい口当たり。
メルローが持つ果実と肉厚な味は魅力的。
角が取れたタンニンは繊細で上品。
全体の75%をタンクで、25%を樽で熟成し
果実味を大事にしています。
普段の食卓をいっそう豊かにしてくれる濃すぎず
薄すぎずちょうどいい感じのボルドー産赤ワイン。
ついに偉大なる年の2009年入荷。


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気に成るワイン(2016-01-17 08:53)

この記事へのコメント
どうも!!
私も、以前 五一ワインの草生栽培無添加のメルロ赤 無添加を飲んだことがあります。
思い出は、匂いは良かったのですが、ブドウジュース感覚で飲んだら渋い!との印象が残っています。
この渋味が美味しいのかな?
先週、浜田山君とゴルフをおこないましたが、前半は、
スクラッチで 2打負け、後半も途中まで負けていて、今回初めて 浜田山君に負けるのを覚悟しました。
ドライバの飛距離も伸びて、安定していましたが、最終ホールで崩れてしまい、どうにかスクラッチでは負けませんでした。本当に 危なかった・・・。
結果、私は 101(もうちょっとで100切れたが残念)、浜田山君は107でした。
5月連休は逆転されそうです、頑張らないと!!
5月連休ゴルフ・温泉 楽しみにしています!
餃子、餃子、餃子、餃子、餃子、餃子、餃子、餃子!
Posted by まっちゃん at 2014年04月18日 20:16
まっちゃん

コメント、ありがとう。

明日は、名古屋で桑名君、磐田君とゴルフです。
女房の本コースデビュー戦です。

宿幹事の仕事もして来ますね!!

100切れるゴルフが出来るかな〜
Posted by ともちんともちん at 2014年04月18日 21:11
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    コメント(2)